「マクロスF サヨナラノツバサ」

一応イツワリノウタヒメを映画館でみてるので半ば惰性的に(気分乗らないまま)見に行ったのですが、見てしまえば、見れてよかった、と思う楽しめる作品でした。シネ・リーブル梅田でみたのですが、もっと大画面でみたかったところ。
絵がいいし、シェリルを魅せてくれるよなあ、です。(3DCG戦闘はあまり…ですが)
ただ、映画としては期待せずにみて丁度いい、というのが正直な感想でしょうか。ちょっと期待してるとやっぱりこんなもんかって感情も湧いてしまいます。シーンシーン、パーツパーツはいいけれど、イベントを並べられてるだけのような、通してみると作りが下手なんじゃ?と思ってしまうのでした。お客さんの感情の流れをあまりコントロールできていないような…単に私自身の受け取り方の問題かもですが。
ネタバレ: 先に上げたことや、死んだと思わせて生きてる、というのが多すぎてメリハリや緊張感が減衰してしまいラストの生死の場面がのめりこめず一歩引いた感覚になってしまいまいた。死んだとしたら、プロット上死ななきゃいけないから無理やり死んだことにしただけにみえるし、生きていればやっぱり…。で、エンドロール後半、シェリル&ランカの曲がライブのシーンぽく開始されて、劇マクの天使の…と同様の扱いかもと連想してしまいます(記憶違いでなければ戦後のライブ)。そうだとすればシェリルは目覚めてるわけだし、ランカのモノローグのシェリルが目覚める条件をおもえば彼も…です。あまあまぬるぬるな展開でしょうが、そのほうがお祭り的なキャラを魅せる作品としてはよいなあ、と思うのでした。

と、まあ、余韻を楽しんでたのですが、夜中にみたまどかマギカ10話で気分が全く上書きされてしまいました。これみよがしな百合展開に釣られてしまいます。

せめて一日二日づらして観に行くんだった、です。



劇場版マクロスF?サヨナラノツバサ? 初回限定封入特典「劇場上映生フィルムコマ」付き [DVD]