1短編だけのために

1,2本の百合系短編のためだけに買っている本が結構あります. 百合専門の本が多く出ている状況では、あえて選ぶ必要もないようにも思えますが、専門誌のものとは多少違ったテイストのものもあるので気になります。
百合系に限らず面白い(少女)漫画に出合いたい、という気もあります。

百合系作品がおもしろい本は他の収録作も(少女)漫画として面白いことが多い、ように思います。同じ作家さんが描いているのですから、百合系作品だけ極端に違う、ということはそうそう無さそうです。

また(一般誌で)百合系の題材を選ぶような作家さんは他のタブー/インモラル系の題材を選ぶこともままあるように思われます。わりとそういうのも好むほうなので、これはこれで好みの作家に出会いやすいのでは、と思ったりもします(女性同士の恋愛をインモラルの延長として扱うことのよしあしはありますが)


アンソロジー、雑誌

百合にハマろうとした当初はアンソロジーや雑誌をさけていました。というか念頭にありませんでした。雑誌ってページ数あるけれど全部読む(気になれる)作品ばかりじゃないため保管場所とコストパフォーマンスの兼ね合いで長続きしないので端から敬遠していました。アンソロジーも連載があると雑誌と同じようなものなので...

ただ、タアモの表紙につられて百合姫selectionをつい買ってみたところ、当たり前のことながら、良くも悪くも百合という範囲しかないので、読めば捨て作品無く全部堪能できてしまう、という幸せなモノだということを認識し直したのでした。
間抜けです。
結果、他のアンソロジーも購入。(百合姫本誌はとりあえず最新のだけ...バックナンバーはさすがに躊躇)

百合にハマるのならば、最初は「百合姫Selection」や「つぼみ」あたりから手を付けるのがよかったのだろうなあ、と思えました。(半面、多少飢餓感ある状態だったから1短編モノに躊躇なく手を出せていた面もありそうな気はします)