薔薇・百合・すみれ

花の名前だけど、別の意味でも使われる……百合関連ネタとしてググッた時のメモ

薔薇

  • 1971年創刊のゲイ雑誌「薔薇族」より。初代編集長伊藤文學が男性同性愛者として“ギリシャ神話か何かで「薔薇の下で男同士が契りを結ぶ」というのがあるらしい”ことから命名。'薔薇'とつけようとしたが園芸誌か何かで登録済みなので薔薇族にしたとある。 (※こちら伊藤文学インタビュー)
  • 暗喩として 薔薇≒少女 。「ベルサイユのばら」等(少女漫画なんかの)タイトルで薔薇がついてたら少女に置き換えてみるといいよ、みたいなことを学生時代に人に教えてもらった覚えがあるのだけど、詳しい出典知らず(無教養)。検索するとゲーテの詩「野ばら」で使われてる暗喩のようなので、おそらくそのへんなんでしょうか(ソレ以前から?かは未確認)。  百合姫Wildroseはまさに「野ばら」だし。 あとパタリロでのローズボーイズ(映画の主題歌だけ?)は薔薇族と少女の両方掛けてたんだと今更ながら。

百合

すみれ

  • wikipedia/LGBTQのシンボルの頁に、“バイセクシャル女性やレズビアンはスミレを同性愛的な感情の相手に渡していたとされる。古代ギリシャの女性詩人サッポーは詩の中で、自身と恋人がスミレの花輪を被る描写を残している。スミレを渡す習慣は1910年代から1950年代に掛けての習慣として存在した” とある。
  • サンシキスミレ→パンジーwikipedia/パンシーで“英語の「pansy」は女みたいな男、女々しい男、転じて男性同性愛者を意味”のように紹介されてる。(すみれSeptember love の解釈でこのへん考慮する人もいたようにも思うけど記憶不鮮明)
  • 「スミレの花咲く頃」宝塚歌劇団を象徴する歌、らしい。(漫画の「すみれの花」に関係ある?かと見て無さそうと思うも念の為)